新着情報
カリフォルニアからのメッセージ~英語英米文学科 中谷健太郎先生から
2015年12月02日(水) 文学部新着情報
カリフォルニア大学サンディエゴ校(以下UCSD)に在外研究中の文学部英語英米文学科の中谷です。私は専門が言語学および心理言語学ですので,トップ研究者が集まるここUCSDの言語学科の計算心理言語学ラボに籍を置いて日々刺激を受けています。こちらに来て痛感したのは,想像以上に言語学の世界に研究の方法論のパラダイムシフトが進んでいるということです。特に,人間の行動・判断の柔軟さや不確実さを定式化できるベイズ確率という考え方の広がりが急速に進んでいて,これからは文系と呼ばれる分野でも数学の知識が必要な時代だということを痛感しました。エキサイティングですね!
ところで下の写真はUCSDのキャンパスの一部ですが,何の変哲も無い写真のように見えて,普通じゃない部分があります。拡大してみてください。
UCSDは甲南大学の奨励留学プログラム提携校でもあり,甲南大学から短期・長期での留学が可能です。ぜひ留学して上の写真の謎を解明してください。(文学部:中谷 健太郎)