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資料の整理も歴史研究の大事な仕事。新たな発見に興奮!
2015年11月28日(土) 文学部新着情報
甲南大学の図書館には貴重な資料が未整理のまま埋もれています。そのなかから、これまで誰も気づかなかった「宝」を発掘するのも歴史研究の楽しみの一つです。
そのひとつに、『シルクロード』という有名な作品を残した写真家、並河萬里氏(なみかわ ばんり、1931-2006)に関連する一連の大型資料があります。歴史文化学科には「歴らぼ」という学生の自主的勉強の会があるのは既にお伝えしましたが、その活動の一環として、この資料を学生たちが集まって整理しています。
歴史研究の第一歩は資料の整理です。
単純な作業ですが、みんなで一緒に作業していると、「これ何だろう。なぜこんな資料が残っているのだろう」という思わぬ発見があります。
授業だけが勉強ではありません。自ら活動することで、新しい問題が見つかるものです。成果は、作業が終了次第、図書館の入り口に展示します。乞うご期待。
(文責・歴らぼ「並河班」)