新着情報
高校生が大学生と一緒に講義を聞く ―文学部のWCV―
2015年10月16日(金) 文学部新着情報
甲南大学文学部で、10月12日(月)にWEEKDAY CAMPUS VISIT(WCV)を実施しました。
WCVは、NPO法人NEWVERYが企画している、授業公開型オープンキャンパスプログラムで、高校生がふだんの大学の授業を体験します。
今回、兵庫を中心に、岡山・愛媛など西日本各地から12名の高校生が参加しました。
午前9時半から、3グループに分かれ、アイスブレイクを行って緊張をほぐし、自己紹介をします。そのあと、「甲南大学」や「文学部」のイメージをカードに書いて、ホワイトボードに貼って分類しました。
各自のイメージを確かめたあとは、お昼を挟んで1科目づつ、大学生に混じって実際の授業を体験しました。8つの講義から興味のあるものを選択します。専門科目だけでなく、文学部の学生に関係の深いキャリア関連科目や図書館司書の科目もあります。全科目に受講者があり、積極的に質問した参加者もいました。
【2限目 10:40~12:10】
①「アメリカ文学思潮史Ⅱ」
②「現代史Ⅲ」 *上記写真
③「図書館学情報学研究」
④「プラクティカル・キャリアデザイン」
【3限目 13:00~14:30】
①「日本語教育概論Ⅱ」
②「講読演習Ⅰb」
③「イメージ・トレーニングⅡ」
④「歴史と思想」
授業の後で「振り返りワーク」を行い、体験前に抱いていたイメージがどのように変わったかを確認していきました。参加者からは、「リアル」なコメントが寄せられました。
「とても楽しかった!」
「難しいけど高校の授業と全然違う」
「パワーポイントを使って授業が進むので、
自分自身でノートを取らないといけない」
高校生がもつ、大学における「イメージ」と「リアル」の間には、様々なGAPがあります。高校と大学の接続が社会の課題になっていますが、甲南大学では、高校生に実際に大学の学びに直接ふれていただくことで、互いの理解が深まり、入学後の学びがさらに充実するような機会を提供していきます。
10月17日はマネジメント創造学部、10月31日はフロンティアサイエンス学部、11月3日は経済学部がWEEKDAY CAMPUS VISITを実施します。各プログラムの申し込みサイトは以下の通りです。
色々な学部のWCVが、進路選択の一助になればと思います。
(文責・文学部事務室)