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    甲南大学 ボードセイリング部・世界の海へ

    2017年1月23日(月) お知らせ新着情報
     甲南大学体育会ボードセイリング部 主務の稲垣瑠晟さん(法学部2年生)から、12月末に逗子海岸沖で行われたボードセイリングの国内大会(2017techno293ジャパンカップ及び世界選手権出場支援選抜大会)の結果が報告されました。主将の張本和生さん(法学部3年生)と稲垣瑠晟さんの2名が2017年7月フランスで行われるtechno293世界大会への出場権を獲得したとの嬉しい知らせです。
     張本さんと稲垣さんに、クラブの紹介やそれぞれの思いを伝えてもらいます。
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     「ボードセイリング」は、一般的に言うとウインドサーフィンという競技で、サーフィンボードの上にヨットの帆が付いているセールボードを使って、海の上を自由に走り回ることができるマリンスポーツです!!
     体育会・ボードセイリング部は4回生4人、3回生1人、2回生2人、1回生4人の計11人で活動しています。男女ともに在籍しており、女子プレイヤーも大会で活躍しています。
     普段は関西学院大学と武庫川女子の3大学で活動しているため、約40人もの大きなチームで、個人のみでなく団体でも結果を出そうと日々奮闘しています。

    ◆はじめたきっかけ◆
    (張本)元々海が好きで、大学から新しいスポーツをしたいと考えていました。
    ただガチガチの体育会系だと大学生活が楽しめそうになかったので、サークルと体育会の間をとったようなこの部活を選びました。
    ボードセイリングは約99%の人が大学から始めるため、大会で結果を残すことが他のクラブより難しくないことも魅力の1つです。

    (稲垣)高校では硬式テニスをしていて、大学でもガッツリ、テニスがしたく、サークルや硬式庭球部を検討していました。当時、毎日のように雨が降っていて思うようにテニスの試打会に行けず、右往左往していたところ、ある1人のマネージャーに腕を掴まれ、ブースへと足を運ばされることになりました。これがウインドサーフィンとの出会いです。
    聞いたこともなかったスポーツに興味をそそられ、恐る恐る土曜日にウインドサーフィン試乗会へ…。その日も小雨でしたが、”せっかく家から1時間半もかけてきたので乗ろう”そう思い人生で初めてウインドサーフィンに乗りました。
     ボードの上に立ち帆を手繰り寄せ乗れた時、ある直感がビシッと背筋に走りました。”俺はこれだ。”こうして体育会ボードセイリング部への入部を決めました。
     
    ◆年末のジャパンカップ(12/29、12/30)の様子◆
    (張本)初日は爆風で自分の得意風域ということもあり、安定して走ることが出来ましたが、2日目の中風では風の強弱が激しく、戦略をたてることが難しかったです。なんとか世界大会の権利を獲得出来ましたが、納得いく結果ではなく悔しかった思いがあります。
     
    (稲垣)冬のこの時期はどのゲレンデも風が強く、この時の予報も風速12m/s以上。私は爆風域でのレースが弱く大会当日まで高まる思いと焦りを抑えるのに必死でした。
    初日は10m/s,2日目は3〜6m/sのコンディションの中、5レースを消化しました。初日はなんとか凌ぎきり、2日目は得意な風域であったので比較的前を走れました。
     
    ◆目標◆
    (張本)世界大会は、今年で2回目の挑戦になります。昨年の台湾での大会では、世界レベルに圧倒され自分の力を最大限に発揮する事が出来ませんでした。来年の世界大会では4年間の集大成として表彰台を目指し練習に取り組んでいこうと思います。
     
    (稲垣)前々から定めていた目標ですが、3回生で2017年度関西選手権総合優勝、4回生で2018年度インカレ個人戦入賞、インカレ団体戦入賞です。
    今回のフランスで行われる世界大会へは初参戦。日本からは毎年10人前後が派遣されますが、トップ層を走り抜ける選手が多いので、そこで私も自分の得意な風でトップ層を狙います。
     
    ◆甲南大学の魅力◆
    (張本)甲南大学の魅力はなんといっても規模の大きさだと思います。規模が大き過ぎず、学生1人1人への制度や支援が充実しています。
    私が世界大会に出場した際も、多くの支援をして頂き、練習時間の合間を縫ったアルバイトではどうしても費用が集まらなかったので本当に助かりました。手厚い支援をして下さる甲南大学のためにも結果を残したいと強く思います。
     
    (稲垣)私が思う甲南大学の魅力は”人脈の広さ”であると考えています。甲南大学には各会社の幹部や日本海外問わず活躍されている方など多岐にわたる偉人がOB,OGとしていらっしゃいます。そんな方々と学生のうちから「会」を設けて交流するというのは、甲南大学と慶應義塾大学ぐらいだと聞きました。実際私もその会に参加させていただき人脈の広さや、またとない貴重な経験をさせていただきました。
    これは各部活動にも共通することで、OB,OGとの距離が近いことも挙げられます。こういった強みが学生、はたまた社会人でも活きて行くのではないかな? と考えています。

    文責:張本和生:法学部 3回生 主将 兼 関西学生連盟長
       稲垣瑠晟:法学部 2回生 主務 兼 学生連盟役員

    ↑写真中央が稲垣さん
     
    ↑写真は2016年10月に台湾で行われたRS:ONE世界大会
     
     
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