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アカデミックリサーチセミナーを開催しました。

2018年11月19日(月) フロンティアサイエンス学部新着情報
 フロンティアサイエンス学の三好教授、川内敬子准教授、長濱宏治准教授のそれぞれの研究論文が、科学雑誌Natureの姉妹誌であるNature Communicationsに、2018年6月に相次いで掲載され、多くのメディアに注目されました。
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 フロンティアサイエンス学部では、これらの研究内容について広く紹介するために、2018年11月15日(木)、甲南大学ポートアイランドキャンパス7階レクチャーホールにて、「甲南大学FIRSTアカデミックリサーチセミナー」を開催しました。
甲南大学ポートアイランドキャンパス7階レクチャーホール
 
 
 まずはじめに、長濱宏治准教授より「細胞をゲル化する技術の開発および再生医療への応用展開」について、ご講演いただきました。世界で初めて、生きている細胞を架橋したハイドロゲルを作製し、生体の損傷組織に投与した細胞ゲルが損傷組織の再建と機能回復を促進させることに成功しました。このように細胞ゲルは、新しい細胞治療法を生み出す基盤材料として、今後、再生医療分野への貢献が大いに期待されています。
フロンティアサイエンス学部:長濱宏治准教授
 
 続いて、川内敬子准教授、三好大輔教授より、「がん細胞の増殖や転移を促進する分子を狙って破壊する新しい光線力学治療法の開発」についてご講演いただきました。
 がん細胞に光感受性物質を導入し、近赤外光を照射することで標的RNA(がん細胞の分裂や転移を促進するタンパク質をコードする)を分解する画期的ながん治療方法(分子標的型光線力学療法)は、これまでRNAの構造を標的とした医薬品は例に無いことから、この研究成果を基にした新規医薬品の開発が期待されています。
 
 
 
 
フロンティアサイエンス学部:川内敬子准教授
 
フロンティアサイエンス学部:三好大輔教授
 
 これらの研究成果は、「化学」と「生物学」が融合され、従来にはない発想でうみだされたものです。フロンティアサイエンス学部ではこれからも世界レベルの研究成果と実用化への貢献を目指して、教員と学部生・大学院生が未来につながる研究を進めていきます。
【ポートアイランドキャンパス事務室】