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    冊子『「大学周辺地域の歴史を知る」シリーズ第一号:野寄編』を作成しました(※図書館で配布しています)

    2017.8.3(木)法学部
     地域のまちづくりについて学んでいる行政学のゼミでは、冊子『「大学周辺地域の歴史を知る」シリーズ第一号:野寄編』を作成しました。

     
     これは、古くからの地域住民の方々に地域に係る自身の体験・知見(ローカルナレッジ)を語っていただき(歴史文献とは一味違った、住民の実体験を通じた地域史であるところが特徴です。)、それを通して地域の歴史や個性を知るとともに、それを文字化して冊子にして伝える取り組みです。冊子として文字に残すことによって地域の歴史や伝統を将来世代に伝えることができるようになりますし、地域の歴史を知らない子どもたちや新住民の方に読んでいただき、より一層地域への愛着を持っていただくことに貢献できればと考えています。そして甲南生にも、冊子を通じて大学周辺地域について知ってもらいたいと思います。甲南大学は、閑静な住宅地に位置していて、学生たちは、建学当初から地域住民の方々に温かく見守っていただいています。地域を知ることによって地域における学生のマナーは向上すると思いますし、地域住民の方との顔の見える良好な関係づくりを続けることに貢献できればと考えています。

     今回、冊子第一号の対象とさせていただいたのは、日頃よりゼミ活動でお世話になっている「野寄(のより)」地区で、大学の西側に位置する旧野寄村の地域です。「野寄」という地名は、江戸時代の村名、そして明治時代の市制町村制によって誕生した本山村の字名です。1950年に神戸市東灘区の一地区となってもしばらくは「東灘区本山町野寄」という住所名として残っていましたが、1979年以降「東灘区本山町野寄」は「東灘区西岡本」に変わりました。このようにして現在、「野寄」という地名は住所名からは消えてしまいましたが、公園や会館の名前にその名を遺しています。
     冊子では、40代~80代という幅広い年齢層の方々に、それぞれのご経験を語っていただいています。冊子を読んでいただければ、戦前・戦中・戦後の野寄地域の移り変わり、都会の中の「ムラ的」な地域性、幼少期からの野寄の生活・遊び・思い出、地域行事などを知ることができます。1938年の大水害、戦時中の戦災、1995年の阪神淡路大震災と、3つの災害・戦災から復興してきた様子や、戦争で焼失した「だんじり」を復活させた経緯と地域が「だんじり」に深い愛着を持つ背景など、印象深いお話を聞くことができました。是非手に取ってみてください!甲南大学では図書館に置いています。

      7月8日に開催された「東灘区民まちづくり会議」において、地域の皆さんや久元市長の前で、本冊子について発表する機会をいただきました。その様子については、地域連携センターのサイト>>>をご参照ください。
     
    (法学部教授 久保はるか)
     
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